テレビではよく「障碍者(しょうがいしゃ)」という表記を目にしますが、その他にも「障がい者」「障害者」という表記も世の中には溢れています。他にも「障礙者」という表記があるのをご存知ですか?
行政関係の障害者手帳や受給者証には「障害者」と書いてあります。
正しいのはどれなのか気になり、調べてみました。
現在一般に使用される「障害者」という表記は、「障礙者」を常用漢字で表記するために書き換えたものである。
意味の異なる「害」の字を使用することを好まない人々の一部は、「礙」の俗字である「碍」を用いたこの表記を使用している。元来この字には「石に進路をさえぎられている」という意味があり、今まで使っていたとされる。
だそうです。なので正しいのは「障碍者」もしくは「障がい者」という事でしょうか。
そう言えば…、みなさんが良く使われている言葉で、「障害者」と言う言葉…正しくは「障碍者」と書きます。
— Drラスカル M.D ・コミナティ二回接種完了 (@Dr_RasuKaru) 2016年9月11日
これは全然意味が変わってしまうので、覚えて下さいね。 pic.twitter.com/NtVkaXIIhs
世間では様々な意見も飛び交っています。
障害者っていうのを障がい者とか障碍者っていうのはなんか障害者差別してるみたいで気持ち悪い
— G3SG/1(銃さん) (@HandKG3SG1)
「障害者」は「障碍者」の「碍」(さまたげる)という字が常用漢字外だったために「害」の字で代用したものなので、本来の「障碍者」を元として考えれば、「憂鬱」を「憂うつ」、「便箋」を「便せん」と書くのと同じことが行われているだけと考えることもできます。
— 古い奴 (@suke_uyo)
「碍の字義は『さまたげになる』で悪い意味じゃない」にしても、「お前は障害者だから害だよな」と同じ程度に「お前は障碍者だからおれらの事業(だかなんだか)の妨げだよな」とは言えるわけで、碍の字にしたところで意味はないと思います。要は「そういうこと言うんじゃない」とすれば良いのでは。
— 紙魚 (@silver_fishes) 2016年9月20日
私が学生時代に習ったのは「障害者」のほうなので、「障碍者」や「障礙者」の表記は最近知りました。みなさんはこの表記について考えたり、違和感をおぼえたことはありますか?
ちなみに私は精神障害者(当事者)ですが、正直「障害者」でも「障碍者」でもどちらでもいいです。
以上。
お大事に。